開咬: 顎変形症 [18歳 女性]
開咬: 顎変形症 [18歳 女性]
小さい頃からのどの腫れ(口蓋扁桃肥大)を繰り返し、舌を出してしまう習癖があり、あごの成長も大きく、前歯に大きな開咬を生じてしまいました。発音も不明瞭で、前歯でうまく咬むことができないため来院されました。
このような重度の開咬では、あごの形を根本から整形する外科矯正が適応となります。治療期間は、術前矯正に1年7ケ月、10日間の手術入院、退院後の術後矯正に6ケ月、合計2年2ケ月を要しました。 非抜歯にて前歯のすき間は大きく改善され、良く咬めるようになりました。
治療前 | 治療後 |
矯正治療費: 保険適用 保険適応 矯正治療に伴う一般的なリスクと副作用:外科手術には10日間程度の入院が必要となります。手術後に一週間程度の顔の腫れ、痺れなどを生ずることがあります。ことに開咬の治療では舌習癖などによる再発防止のため長期的な保定装置の使用が必要となります。ブラッシングが十分でないと、むし歯や歯周病の心配があります。