治療例 4: 反対咬合(うけ口) [7歳 女性 ]
治療例 4: 反対咬合(うけ口) [7歳 女性 ]
下の歯やあごが出ていることが気になり来院されました、このような歯列不正を反対咬合といいます。
反対咬合には、歯だけのズレと骨格のズレを伴うものがあります。年齢が高くなるほどあごのバランスに不調和を生じ、顔貌の変形を伴う傾向が見られます。
治療前 | 治療後 |
一般に、6歳〜8歳頃までにあごのバランスを整える第1期治療と、永久歯の萌出後に咬み合わせの仕上げを行う第2期治療の2段階の治療を行います。
写真の例では、7歳の時に上あごの前方成長の促進を図る上顎前方牽引装置を1年使用し、骨格のバランスを整えた後、永久歯の萌出完了後にエッジワイズ装置を1年7ケ月使用し、矯正治療を終了しました。あごのバランスの治療をを早期から行うことにより、非抜歯にて治療を行うことができました。
遺伝などのあごの形や大きさに問題がみられる場合では、あごの成長が終了する16−18歳以後に治療を開始します。
あごが大きくずれてしまった場合でもあきらめることはありません。あごの手術を併用する 『外科矯正』 を行うことにより、バランスの取れた顔貌に改善することができます。中高齢になってからでも治療を行う事ができますので当クリニックにご相談ください。
矯正治療費: 78万円 矯正治療に伴う一般的なリスクと副作用:あごの発育に問題のある骨格性反対咬合などでは、予期せぬ成長変化により治療法、治療期間に変更を生ずることがあります。ブラッシングが十分でないと、むし歯や歯周病の心配があります。治療後の保定装置の使用が足りないと後戻りを生じることがあります。 遺伝などのあごの形や大きさに問題がみられる場合では、あごの成長が終了する16−18歳以後に治療を開始します。 あごが大きくずれてしまった場合でもあきらめることはありません。あごの手術を併用する 『外科矯正』 を行うことにより、バランスの取れた顔貌に改善することができます。中高齢になってからでも治療を行う事ができますので当クリニックにご相談ください。